【一言明言】

年頭の決意

酉年の一年は、政治・経済・社会のいずれにも大きな変動が起こると言われる。人びとにとって良い変化がもたらされるように頑張りたい。

年初から訪れている地域の新年行事では、多くの方々から民進党の不甲斐なさを嘆く声をたくさんいただいた。野党の支持率は、選挙間近にならないと上がらないものであるが、いまの民進党が政権に対する対抗政党としての役割を果たしきれていないのは確かだと思う。破たんしたアベノミクス、不安だらけの社会保障、脅かされている平和主義。課題はたくさんある。野党共闘に対するスタンスも明確にして、力強く解散を迫っていくべきである。

年末年始のワイドショーでも、小池都知事の言動が連日大きく報じられている。夏の都議選に向かって民進党は、知事とも連携・協力していく方向であるが、内容がいまだ不明確な「都民ファースト」「東京大改革」に、何を求めていくのかもはっきりさせなくては都民の支持を集めるのは困難だと思う。とりわけ築地市場の豊洲移転に関しても、民進党からの発信が都民にほとんど届いていないのではないか。小池都知事の標的が都議会自民党だから、都議選でもそこそこいけるのではないかという感覚では余りに甘い。もっと危機感が必要だ。

渋谷区政では、昨年秋の議会で改定を議決した新たな基本構想「ちがいを ちからに 変えるまち」の肉付けが問われる一年となる。とくに遅れている障がい者福祉の分野や、ダイバーシティとインクルージョン(多様性を尊重した共生社会)を標榜する以上、ヘイトスピーチの横行に自治体としていかに立ち向かうのか、具体策が求められている。分断社会と言われるなかで、地域から一人ひとりを結び直していく、渋谷ならではの政策を打ち立てていきたい。渋谷区の存在を光らせていく一年にと決意している。                                         (1月16日)