ブログ

【一言明言】

代表選挙で民進党に問われるもの

蓮舫代表の辞任に伴う民進党の代表選挙が始まった。国会議員だけでなく、自治体議員や党員・サポーターの郵便投票も実施される。

立候補したのは、前原誠司元外相と枝野幸男元官房長官の二人。この間の報道では、保守(前原)VSリベラル(枝野)の一騎打ちの構図で、憲法改正や野党共闘へのスタンスで二人には明確な違いがあり、選挙後も党内の亀裂が深まるだろうという見方がなされている。この保守対リベラルという色分けの仕方自体に私は違和感がある。

敗北した都議選の最中にも、「民進党はどっちを向いているのか分からない」との声をたくさん聞いた。もちろん、立ち位置を明確にすることが求められているのは言うまでもない。解散総選挙も取り沙汰されるなか、野党結集にどう取り組むのか、安倍改憲の動きにどう立ち向かうのか、鮮明な態度を打ち出す必要がある。

ただ、いまの民進党にとって最も大事なことは、失われてしまった一体感をどう取り戻すかだ。自由な議論が許されるのは民進党の利点でもある。だが、毎度議論のしっ放しではいけない。打ち出した方向性や結論に向かって、みんなで行動していく、選挙で選んだ党首にはみんなで協力していく、少なくともそんな党風をつくり、欠点を克服していく機会にすべきだ。

「あなたたちが頑張らないと日本が危ないよ」 こうした声もたくさんいただいた。離党する国会議員も出ているし、解党や分党を叫ぶ人たちも出ている。だが、民進党がゴタゴタして一体誰が喜ぶのか。政治の働きを必要としている人ために活動する民進党の使命は終わっていない。ラストチャンスをどう生かすのか、徹底して議論する代表選挙にしてもらいたい。(8月21日)

【一言明言】

年頭の決意

酉年の一年は、政治・経済・社会のいずれにも大きな変動が起こると言われる。人びとにとって良い変化がもたらされるように頑張りたい。

年初から訪れている地域の新年行事では、多くの方々から民進党の不甲斐なさを嘆く声をたくさんいただいた。野党の支持率は、選挙間近にならないと上がらないものであるが、いまの民進党が政権に対する対抗政党としての役割を果たしきれていないのは確かだと思う。破たんしたアベノミクス、不安だらけの社会保障、脅かされている平和主義。課題はたくさんある。野党共闘に対するスタンスも明確にして、力強く解散を迫っていくべきである。

年末年始のワイドショーでも、小池都知事の言動が連日大きく報じられている。夏の都議選に向かって民進党は、知事とも連携・協力していく方向であるが、内容がいまだ不明確な「都民ファースト」「東京大改革」に、何を求めていくのかもはっきりさせなくては都民の支持を集めるのは困難だと思う。とりわけ築地市場の豊洲移転に関しても、民進党からの発信が都民にほとんど届いていないのではないか。小池都知事の標的が都議会自民党だから、都議選でもそこそこいけるのではないかという感覚では余りに甘い。もっと危機感が必要だ。

渋谷区政では、昨年秋の議会で改定を議決した新たな基本構想「ちがいを ちからに 変えるまち」の肉付けが問われる一年となる。とくに遅れている障がい者福祉の分野や、ダイバーシティとインクルージョン(多様性を尊重した共生社会)を標榜する以上、ヘイトスピーチの横行に自治体としていかに立ち向かうのか、具体策が求められている。分断社会と言われるなかで、地域から一人ひとりを結び直していく、渋谷ならではの政策を打ち立てていきたい。渋谷区の存在を光らせていく一年にと決意している。                                         (1月16日)

【一言明言】

変化への兆し

 文教委員会の行政視察で北九州・光・相生の各市を訪れた。公営の子ども食堂、就学援助新入学学用品費の入学前支給、学校給食の無償化などの独自施策で首長のリーダーシップとそれをやり遂げる行政マンの熱意に触れることができた。渋谷区では新しい区長が誕生して一年半。先月末に議決した新基本構想で打ち出されたキャッチフレーズは「ちがいをちからに変える街」。多様性尊重と共生社会の実現を目標に掲げた。リーダーシップと熱意を発信できる区政には、まだまだ内部の変化も必要だし、議会サイドからの提案力も磨かなければならない。代表質問での区長とのやりとりでは、ヘイトスピーチや区の障がい者雇用では、変化への兆しは伝えることができたと思う。具体化へのさらなる努力を重ねたい。(2016.11.3)